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向けて、国際政治における政策課題や国際機構の果たす役割を学ぶためにそれぞれ豊富な配当科目を有している、
(4)名城大学
名城大学では1995年に情報化の時代と地方の時代という時代の要請に応えるようなで都市情報学部を増設した。この学科名は他大学に先駆けて作られたもので、その教育内容はあたらしい都市創造をめざすものである。その内容は経済学、行政学、地域学、環境学を総合したものに今後の都市問題の解明に不可欠な現代的分析手法、すなわち情報処理を加え高度分析能力を育成しようとするものである。そのため、「教育課程を広範な教養を培い、創造的な知識豊かな人間性の育成」を目的とした「総合基礎部門」、高年次で配置される専門部門のガイダンス的役割や情報処理の基礎的素養を身につける「専門基礎部門」、「地域主義を推進し豊かで活力ある長寿社会の実現に寄与するとしに関する諸々の専門知識と、都市問題を多面的に迅速・着実に解決することができる高度な情報処理能力の育成」をすること主眼とした科目群である「専門部門」、専門知識を深く追求することを目的とする「ゼミナール」に分けている。
(5)福島大学
福島大学では、日本の経済発展と情報化社会の流れと同時に地域社会の諸問題も変化をしつつある状況を捉え、「地域における新しい経済と伝統的な地域社会とをどのようにして調和させるか、しかも、世界と日本全体の広い視野にたって、健康で文化的なそして生産性の高い地域をどのようにして創造し発展させるかが、重要かつ緊急の課題」であるとし、そのような状況に対応できるべき人材の育成の必要性を説く。この課題は学際的な研究・教育の対象とし、「あたらしい「地方の時代」のニーズに応えうる担い手を養成する」ことを理念として、行政学科と応用社会学科の2学科から構成される全国初の学部を設置した。
行政学科は、主な目的として、「新しい時代における行政・政治・法律・経済について総合的理解を深め」ることとして、学際的知識と地域社会についてより深い識見と理解力を持った行政担当者や企業の担い手を世に輩出することを主眼とする。これにたいして、応用社会学科は、「社会学の分野を基礎にすえた総合的で実践的な教育を行ない、地域社会の行政と福祉、地域の生活・教育・文化、さらにはマスコミ、情報などの諸領域で活躍
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